風邪に関する情報サイト

風邪とは

風邪の定義は、医学書によって様々ですが、風邪とは、主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現した状態のことです。

西洋医学的には「風邪症候群」と呼んでいることが多いです。
通常鼻汁は風邪の初期はさらさらとした水様で、徐々に粘々とした膿性に変化します。しかし全身症状がことに強く、時に重症化します。

俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状と上記全身症状を来した状態を、「お腹の風邪(もしくは胃腸かぜ)と呼ぶこともあります。

「風邪」の語源は中国医学にある。中国医学における風の邪気、すなわち「風邪」(ふうじゃ)によって引き起こされる、発熱や寒気等の症状を来す病気の概念が日本に伝わり、日本ではそれを一般化して「風邪」(かぜ)と呼ぶようになりました。

風邪の多様な症状は、様々な病因によって発生し、稀には性病として知られる淋病が、喉粘膜に発生する事によっても、風邪によく似た症状が出る事が知られています。この他にも風邪と紛らわしい初期症状を示す病気は数多くあり、「風邪は万病のもと」と言われる所以です。なお、インフルエンザ(流行性感冒;流感)は、いわゆる風邪とは区別して扱われます。

 

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風邪の原因と症状

風邪の主な症状は、鼻の炎症(くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど。)のどの炎症(のどの粘膜の充血や腫れ、痛み。)呼吸器の奥の炎症(声がれ、ときには呼吸困難を起こし、気管、気管支、肺にいたると、咳や痰が出る。)全身症状(頭痛、発熱、腰痛、全身のだるさ、食欲不振など。腹痛、下痢などの消化器症状が加わることもある。)などです。
小児の場合は耳の症状を伴いやすいので、風邪の症状として中耳炎になることもあります。小児はいろいろな病原体に対する免疫記憶がないので、風邪にかかりやすいのですが、発熱に加えて発疹を伴う場合は風邪とは別の疾患の可能性が高いです。また、高齢者の場合は、風邪から呼吸困難を伴う肺炎となることも少なくありません。
風邪の症状とは、鼻や口から原因となる病原体を吸い込んで、その後に起きる免疫反応のことを言います。風邪の原因となる病原体は非常に多く、数百種類あると推定されています。種類が多いために、一度風邪に感染しても、免疫記憶がない別の風邪の病原体に感染すると、何度も風邪症候群を引き起こす事になります。また、寒いと風邪を引きやすいと言われています。気道から感染するウイルスによる病気は寒い冬に増加します。その理由の一つは、寒い方が、空気が乾燥し、ウイルスの感染力が維持されるからです。

 

風邪の病原体と感染経路

風邪を引き起こす病原体は、ウイルス・細菌・マイコプラズマ・クラミジアがあります。ただし約90%の原因がウイルスです。また、ウイルスは、200を超える種類があるといわれ、感染したウイルスにより風邪の症状も異なります。
病原体の感染経路には、以下の3種類があります。
・「空気感染(飛沫核感染)」結核,麻疹,水痘などの病原体が直径5μm以下の微小飛沫核となって長時間空中を浮遊し、空気の流れによって広範囲に伝播される感染様式で、空調設備のある個室への隔離や特殊なマスク(N95マスク)の着用が必須とされます。
・「飛沫感染」インフルエンザ、風疹、マイコプラズマなどの病原体が咳、くしゃみ、会話などで直径5μm以上の飛沫粒子となって飛散し、約1m の距離内で濃厚に感染を受けるもので、通常のマスク装着による飛沫予防策も有効とされています。
・「接触感染」はいわゆる風邪、MRSA、O-157、赤痢、急性下痢症、A型肝炎などで見られ、感染源との接触した手・体による直接接触、あるいは患者に使用した物品や環境表面との間接接触によって感染します。手洗いの励行はもちろん、病原体に応じて手袋・ガウンなどの使用、聴診器など器具の共用禁止、消毒薬の使用、個室隔離など、様々な接触伝播経路における予防策が必要となります。